里川源流に生きる~里川かぼちゃ~
2013年12月1日
里川最下流のホウキモロコシから一転、標高650mの里川源流に広がる里美牧場にやって来ました。
そこで里川かぼちゃの復活に取り組む里川町会長の荷見誠さん取材リポートです。
まずはインタビューからどうぞ。
里川かぼちゃは戦後の頃から「里川の土手かぼちゃ」として親しまれてきましたが、F1品種との交雑からその形質が失われかけていました。荷見誠さんらは5年前から形質の固定に取り組むなど、町会を挙げて「里川かぼちゃ」の復活に取り組んでいます。
現在は里川町46戸のうち29戸でかぼちゃを栽培しています。インタビューにもありましたが、旬は冬!冬至の頃に美味しいかぼちゃが食べられます。自家用や販売だけでなく、今年は地元の小学生と一緒に栽培に取り組み、先日の学校公開では3・4年生が栽培の様子を発表して、その後のバザーでかぼちゃの販売も行いました。来年度は学校給食への採用も目指すなど、地元に愛されるかぼちゃとして、地域に定着してきました。
学校でのバザーの様子です。
美しいピンク色の肌が最大のチャームポイントですが、サイズはメガトン級(笑)
荷見誠さんは小型化や栽植密度の研究にも取り組んでいます。当面の敵はイノシシ。山の中なので、電気柵の設置も欠かせません。涼しい山里でしか美味しく育たないカボチャは、地域の人々に愛されながら、これからも作られ続けてゆくことでしょう。
(布施大樹)
そこで里川かぼちゃの復活に取り組む里川町会長の荷見誠さん取材リポートです。
まずはインタビューからどうぞ。
里川かぼちゃは戦後の頃から「里川の土手かぼちゃ」として親しまれてきましたが、F1品種との交雑からその形質が失われかけていました。荷見誠さんらは5年前から形質の固定に取り組むなど、町会を挙げて「里川かぼちゃ」の復活に取り組んでいます。
学校でのバザーの様子です。
美しいピンク色の肌が最大のチャームポイントですが、サイズはメガトン級(笑)
荷見誠さんは小型化や栽植密度の研究にも取り組んでいます。当面の敵はイノシシ。山の中なので、電気柵の設置も欠かせません。涼しい山里でしか美味しく育たないカボチャは、地域の人々に愛されながら、これからも作られ続けてゆくことでしょう。
(布施大樹)