“むすめきたか”収穫

近所のおばあちゃんアラートが鳴った
“北山さん、そろそろ小豆刈んねーと、豆がはじけて落ちちゃうぞ”

色々、周りの農作業大先輩の、おじいちゃん、おばあちゃんのアドバイスは
的確だ、、、いつも畑や田んぼのチェックは怠らない（私の栽培している所ですが、、、）

今回、Kさんのお宅で代々作り続けられている、
幻の小豆“むすめきたか”の種をに分けていただき育てているので
一粒でもロスは出来ないのだ、おばあちゃんアラートを聞き
早速、刈り取りに

今回は一枚の畑に“むすめきたか”と“むすめきた”を蒔きました
右の刈り取った所が“むすめきたか”
刈り取り、束にして藁でくくり、家の庇の下に置き乾燥させます
今回は、おばあちゃんの助言とおり敏速に行動したため
鞘が弾けず、こぼし種が無い、さすがおばあちゃん！

実は、種を分けてくれたKさんは今年は作ってないのです。
聞いたら、昨年の分がまだあるから、今年は蒔かないで来年蒔く
1年たっても発芽するから大丈夫、一人じゃ食べきれないしとの事、、、

プレッシャーが、種を増やさないと、万が一の場合無くなる
結構、今回調査して、残ってる種はこのように年配の方が自家用に作っているだけなので
その方が病気などで畑が出来なくなったら、あっという間に無くなってしまうシビアな状況です
今回の分けてもらった小豆も、見たことの無い物でした。ネットで調べても出てこない
本当に貴重なのではと言う気持ちで種を蒔きましたが
除草等追いつきませんでしたが、見事に育ってくれました
さすが在来種、地元種！
しかし、これから大変です。
乾燥させて、鞘から取り出し、洗って、乾燥、トウミで風選別、網で選別、手で選別と
手間がかかります。


見た感じ、通常の赤ではなくチョコレート色をしています


フラッシュをたいて撮って見ると、良く判りますが
黒いまだら模様が入っています。
美しいです。

（北山弘長）