第2回 常陸太田の伝統工芸展
2019年9月24日
第2回、常陸太田の伝統工芸展が開催されます。
テーマは「雪村うちわ(太田団扇)と河合の箒」です。


種継人の会では、主催であるNPO法人結の協力を頂きながら「河合の箒」の展示を担当。昨秋から職人だった方の掘り起こしや、伝統的な製法の確認と記録を進めてきました。今回展示している箒は、職人だった方や会のメンバーが、できる限り忠実にビニールの飾り紐などが普及する前の箒作りを再現。「飾り編み」という、糸を編み込んで箒を飾る最後の工程を、90歳代のご夫婦に教わって、再現いたしました。



今回、展示用箒の製作にご協力いただいた方は2名です。本当はあと2名ほどご協力を仰ぎたい方がいたのですが、病気などの理由でお願いすることが叶わず、やむを得ず、会のメンバーが製作にあたりました。でもこの経験が私達を成長させてくれたのも事実です。そして、まだまだ未熟な私達が展示用の箒を完成させるにあたって、とてもたくさんの方からご助言、ご協力を頂きました。この場をお借りしまして深くお礼申し上げます。
本日の午後に、会場にて準備をしてきました。団扇も箒も、その歴史や製作工程を詳しく取材して、パネル展示しております。箒では製作する道具の展示もしています。また、眼鏡箒の製作過程を撮影した動画も鑑賞いただけますので、興味がある方はじっくりご覧ください。


団扇も箒も、身近にある植物を元に、シンプルな道具と手足を使って作る生活用品です。技術が進み、人間の生活が便利になるほどに、地元の土とともにある仕事、人が生きるという原点にいつでも戻れる仕事としての価値は、より一層高まるのではないか。。。このような仕事が、常陸太田の地でこれからも受け継がれてゆくことを願っています。そんなひそかな思いも込めた展示です。皆様のご来場をお待ちしております。

テーマは「雪村うちわ(太田団扇)と河合の箒」です。


種継人の会では、主催であるNPO法人結の協力を頂きながら「河合の箒」の展示を担当。昨秋から職人だった方の掘り起こしや、伝統的な製法の確認と記録を進めてきました。今回展示している箒は、職人だった方や会のメンバーが、できる限り忠実にビニールの飾り紐などが普及する前の箒作りを再現。「飾り編み」という、糸を編み込んで箒を飾る最後の工程を、90歳代のご夫婦に教わって、再現いたしました。



今回、展示用箒の製作にご協力いただいた方は2名です。本当はあと2名ほどご協力を仰ぎたい方がいたのですが、病気などの理由でお願いすることが叶わず、やむを得ず、会のメンバーが製作にあたりました。でもこの経験が私達を成長させてくれたのも事実です。そして、まだまだ未熟な私達が展示用の箒を完成させるにあたって、とてもたくさんの方からご助言、ご協力を頂きました。この場をお借りしまして深くお礼申し上げます。
本日の午後に、会場にて準備をしてきました。団扇も箒も、その歴史や製作工程を詳しく取材して、パネル展示しております。箒では製作する道具の展示もしています。また、眼鏡箒の製作過程を撮影した動画も鑑賞いただけますので、興味がある方はじっくりご覧ください。


団扇も箒も、身近にある植物を元に、シンプルな道具と手足を使って作る生活用品です。技術が進み、人間の生活が便利になるほどに、地元の土とともにある仕事、人が生きるという原点にいつでも戻れる仕事としての価値は、より一層高まるのではないか。。。このような仕事が、常陸太田の地でこれからも受け継がれてゆくことを願っています。そんなひそかな思いも込めた展示です。皆様のご来場をお待ちしております。
