アンテナショップが出来ましたっ!
2016年3月13日
前回のお知らせから時間が経ってしまった河合の箒の保存活動。元気に動いております。
昨年は初めて自分たちの草を栽培して、月に一度のペースでワークショップを進めてきました。その中で出会った地域のお母さんたちが「練習会」を作って、秋ごろから自主練習を開始。そして年明けからはついに横山さんから直接指導を受けて、片手箒の練習に励んできました。
練習会の場所探しには苦労したのですが、常陸太田市の鯨が丘商店街やNPO結さんが全面的にバックアップしてくれて、カフェの2階や空き店舗を貸して頂きながらの練習です。
そんな中、メンバーの一人が商店街にあるタイ焼き(くじら焼き)屋さん「くじら屋」で仕事を始めました。そして、ごちゃごちゃしていた店舗の改装にいつの間にか着手!始めは練習会のみんなで掃除をするくらいだったのですが、中心メンバーが務める家具のリペア工房の若手職人さんが面白がって手伝ってくれて大工事に!
商店会さんのご理解の元、日曜日に2回の作業で、あっという間に素敵なお店に生まれ変わりました!場所は常陽銀行さんの北隣で、駐車場もあります。
くじら屋さんの一角をお借りして、「河合の箒ギャラリー」を常設させて頂きました!、横山さんが作っている伝統的な箒から、メンバーが悪戦苦闘して編み上げた箒まで、ささやかに展示販売しています。箒の他にもホウキモロコシ栽培の様子を撮影した写真や、昨年の映画上映会に合わせて作成した冊子「河合の箒」(300円也!)もあります。現在鯨が丘商店街では旧暦に合わせてひな祭りを開催中です。春の街歩きに合わせて、皆様是非お出かけくださいね。
あっ、もちろん味が進化した「くじら焼き」もよろしくお願いします!
2年前に最後の職人の横山さんと出会ったときは、「もうやめるんだよ」とおっしゃっていて、それから五里霧中で進んできた保存活動でした。でも今こうして地域の様々な方の支えの元、まだヨチヨチ歩きではありますが、確かな一歩を踏み出しつつあります。伝統的な仕事はどうしても技術が属人的で、受け継ぐのは容易でないのが現状です。会ではそこにメスを入れ、技術の言語化・数値化、さらには地域に開くことに腐心してきました。そんな私達をいつも気持ちよく受け入れてお付き合いくださる横山さんご夫妻に深く感謝します。
先日、ホウキモロコシの種子を脱穀調整しました。今年は練習会のメンバーやワークショップ用の草を大増産しなければなりません。栽培から製作まで一切気が抜けない職人仕事だという基本を忘れず、皆の挑戦は続きます。夏に向けて、来シーズンの箒作りに向けて、みんなの力が合わさって、今年も種が受け継がれてゆきます。
最後になりますが、ワークショップは毎月第3金曜日の午後に開いています。また、横山さんと一緒に作るホウキモロコシ畑の種まきは、6/26(日)の予定です。興味がある方はご参加ください。
(布施大樹)
昨年は初めて自分たちの草を栽培して、月に一度のペースでワークショップを進めてきました。その中で出会った地域のお母さんたちが「練習会」を作って、秋ごろから自主練習を開始。そして年明けからはついに横山さんから直接指導を受けて、片手箒の練習に励んできました。
練習会の場所探しには苦労したのですが、常陸太田市の鯨が丘商店街やNPO結さんが全面的にバックアップしてくれて、カフェの2階や空き店舗を貸して頂きながらの練習です。
そんな中、メンバーの一人が商店街にあるタイ焼き(くじら焼き)屋さん「くじら屋」で仕事を始めました。そして、ごちゃごちゃしていた店舗の改装にいつの間にか着手!始めは練習会のみんなで掃除をするくらいだったのですが、中心メンバーが務める家具のリペア工房の若手職人さんが面白がって手伝ってくれて大工事に!
商店会さんのご理解の元、日曜日に2回の作業で、あっという間に素敵なお店に生まれ変わりました!場所は常陽銀行さんの北隣で、駐車場もあります。
くじら屋さんの一角をお借りして、「河合の箒ギャラリー」を常設させて頂きました!、横山さんが作っている伝統的な箒から、メンバーが悪戦苦闘して編み上げた箒まで、ささやかに展示販売しています。箒の他にもホウキモロコシ栽培の様子を撮影した写真や、昨年の映画上映会に合わせて作成した冊子「河合の箒」(300円也!)もあります。現在鯨が丘商店街では旧暦に合わせてひな祭りを開催中です。春の街歩きに合わせて、皆様是非お出かけくださいね。
あっ、もちろん味が進化した「くじら焼き」もよろしくお願いします!
2年前に最後の職人の横山さんと出会ったときは、「もうやめるんだよ」とおっしゃっていて、それから五里霧中で進んできた保存活動でした。でも今こうして地域の様々な方の支えの元、まだヨチヨチ歩きではありますが、確かな一歩を踏み出しつつあります。伝統的な仕事はどうしても技術が属人的で、受け継ぐのは容易でないのが現状です。会ではそこにメスを入れ、技術の言語化・数値化、さらには地域に開くことに腐心してきました。そんな私達をいつも気持ちよく受け入れてお付き合いくださる横山さんご夫妻に深く感謝します。
先日、ホウキモロコシの種子を脱穀調整しました。今年は練習会のメンバーやワークショップ用の草を大増産しなければなりません。栽培から製作まで一切気が抜けない職人仕事だという基本を忘れず、皆の挑戦は続きます。夏に向けて、来シーズンの箒作りに向けて、みんなの力が合わさって、今年も種が受け継がれてゆきます。
最後になりますが、ワークショップは毎月第3金曜日の午後に開いています。また、横山さんと一緒に作るホウキモロコシ畑の種まきは、6/26(日)の予定です。興味がある方はご参加ください。
(布施大樹)