河合の箒、購入ご希望の皆様へ。

先日、NHKテレビのあさイチにて河合の箒が紹介されました。

番組でも少し触れられていましたが、河合の箒は、現在横山宮子さんご夫妻が細々と制作しています。畑での草作りは、私たち種継人の会のメンバーが共に働いてお手伝いし、乾燥が済んだ草の選別は箒作りを60年以上続けて来られた夫の有寿さんが担い、妻の宮子さんが74歳になってから箒作りを習得して、伝統の箒作りをつないでいらっしゃいます。

出来た箒は、昔からご本人が近隣を行商して売り歩いています。常陸太田の周辺では、箒の行商は女性の仕事で、行商から箒を購入した記憶を持つ方もたくさんいらっしゃいます。このように、河合の箒は昔から人の手から手へ直接渡されて、地域の人々の暮らしを支えてきたものです。

この度のテレビで全国の方に紹介していただき、多くのご注文を頂きました。しかし、生産量は限られ、技術的にも全盛期のレベルに戻るにはまだまだ未熟です。それでも、この地の箒作りを引き継いでゆきたい仲間で力を合わせながら、日々励んでいるところです。従いまして、当面の間、河合の箒の全国に向けての発送は控えさせていただきます。

幸い地元商店会のご理解を頂き、「くじら屋」というお店の一角に「河合の箒ギャラリー」を設けています。どうしても手に取ってみたい方、私たちの活動に興味がある方は、まずくじら屋にご連絡いただければ幸いです。店頭での販売、ご注文の受付は今後とも続けてまいります。私たちの箒はまず実際に手に取っていただき、納得いただいた方に直接お渡ししたいと考えております。僭越ではありますが、それが河合の箒という、生活に寄り添う道具作りを習い受け継いでゆく私達の今の気持ちです。

何卒、ご理解の程よろしくお願いいたします。

くじら屋
常陸太田市東二町2248
0294‐72‐7728